提供者側から

市販薬の知らせ方 '12/12/10

 

こんにちは。

 

今日も、良く晴れて、朝は寒かったですね。

 

さて、先日は、ラジオを聴いていて
気がついたことをお話しますね。

 

ラジオって、広告媒体としては、
一長一短で面白いものです。

 

 

テレビは、画像と音響の両方があるので、
ある意味音響の影響が
画像につぶされてしまうことも多々あります。

 

ラジオの広告では、
音楽や、社名や商品名を独自の言い回しで
覚えてもらう戦法をとっているものが
多いですよね。

 

今回ご紹介するものは、
有名どころの薬の例です。

 

胃腸薬で、その商品名は、ほとんどの方は
聞いたことがあるでしょう。

 

で、胃腸薬も、他社との差別化も
なかなか難しい中で、今回、

 

 「ストレス」

 

にポイントを当てて、訴求しています。

 

そして、「ストレス」と
「U」をあわせて、あえて直球勝負できています。

 

ラジオでは、

 

 「『ストレスツー』と、覚えて下さい。」

 

と、広告文中で言っています。

 

「覚えてください」という直接表現まで
しているのです。

 

そして、商品のパッケージと連動していて、
あまり今まで薬には使われなかったピンクの
パッケージとすることと、
「ツー」の部分「U」を商品名の横に
黄色にして浮き出すようにしています。

 

なので、他社の薬と並んでいるときに
「U」が目だって、
そのコマーシャルを聞いた人は、
それが想起されて、親近感を持ち、
購入される確率が高くなるという訳です。

 

 

ちゃんと、段取りを踏んでいて、うまいですよね。

 

 

さて、あなたは、このような視点をどう生かしますか?

 

 

※今回、記事内容の都合上、
 商品名を掲載しておりますが、この記事で
 該当商品を特に勧める意図はございません。

 

 市販薬を選ぶ場合は、必要があれば薬剤師等に相談し
 ご自分のご判断にてお願い致します。

 

2倍の効果を発揮 '12/12/04

 

こんにちは。

 

今日は、朝から雨模様で、冷えますね。

 

こんな日は、暖かいうどんでも
食べたくなりますよね。

 

少し前からレストランや居酒屋等に行くと、
テーブルに小さい「看板」があるのが、
当たり前になっていますよね。

 

まあ、形態は、色々ありますが、
20cm*10cm*10cm程度の立方体の筒状の物や、
20cm*15cm*2cm程度のたて看板状のものが
多いですよね。

 

中には、紙ナプキンの入れ物の外側に
巻きつけているものもありますよね。

 

最近、それらの看板に、
QRコードが記載してあって、
お客さんの携帯電話のメールアドレスの
取得を目的とした、

 

 「空メールを送ってください」

 

の案内を多く見かけるますよね。

 

お店としては、このメールアドレスに、
お店の販促情報を提供することを目的に、
広告を出しているのですよね。

 

ここで、携帯電話のアドレスが
適しているのは、

 

 

(1)「携帯」なので、お店にいるときに、
 持っている。
 そのためにお客様がテーブルで
 その気になったときにすぐ行動できる。
 (空メールが送信できる。)

 

(2)「携帯」なので、配信したときに、
 目を通す確率が高い。
 (PCメールだと、たまったまま
 目を通さずに破棄される可能性が高い。

 

ということですよね。

 

しかも、先日私がもらったメールは、
この仕組みにさらに上乗せして、
来店を促す仕組みを作っています。

 

 

通常であれば、配信するメールに
お店で使用できる割引クーポンを
掲載して、来店を促すでしょう。

 

また、このクーポンに期限を定めて、
来店の希少性を示して、
価値を高めているところも
多くありますよね。

 

 

でも、今回の私がもらったメールは
違いました。メールで、

 

 「クーポンそのものを配るのではなく」

 

 「『来店したときに、クーポンを配布する』ことを案内している」

 

内容だったのです。

 

 

このメールって、うまいですよね。

 

良く考えれば当たり前ですが、
1回の配信で、2回の来店を
促すことになっていますよね。

 

これは、大手のハンバーガー店の
仕組みですが、良く考えられていますよね。

 

 

さて、あなたは、このような視点をどう生かしますか?

 

 

イベントの使い方 '12/12/01

 

 

こんにちは。

 

今日から12月ですね。
寒さも本格的になってきて、
着々と冬になってきていますね。

 

12月のイベントといえばクリスマスですよね。

 

今では、クリスマスの商品が目についても、
そんなに違和感がありませんが、
少し前にイベントにからめた広告について
感じる出来事があったのを思い出したのでご紹介しますね。

 

 

その日は、ある雑貨屋さんに行きました。

 

そのお店は、いつもところ狭しと、
色々な商品を並べて比較的安価に売っているところです。

 

ハロウィンの10/31が過ぎてから、
始めて行ったのですが、
なんとクリスマス一色になっていました。

 

ディスプレイやら
テープ状に飾り物つけるものから
置物やろうそく、ポインセチアに始まる花々、
サンタ衣装などなど…

 

まだ、秋なんだから、もう少し
その雰囲気を出せばいいのに…
と思ったのですが、
なかなかそうはいかないですよね。

 

ディスプレイに始まる広告は、
お客様に見てもらって、なんぼの世界です。

 

まずは、お客様の目に留まらないと、
始まりません。

 

お客様は、良い悪いに関係なく、
お客様自身の色眼鏡を持っていて、
それを通して、まわりを見ています。

 

なので、その色眼鏡を
通過する必要があるのです。

 

ハロウィンなど周知されている
年中行事というのは、
お客様で認識されているので、
その色眼鏡を通過しやすいのです。

 

その観点で見ると、ハロウィンの次にくる
行事は、

 

 11月5日は「雑誌広告の日」

 

だそうですが、
お店としては、この行事に据えるのではなく、
クリスマスになってしまうのですよね。

 

 

 「お客様が認識しやすい視点を持つ。」

 

 

大事なことですよね。

 

 

さて、あなたは、
このような視点をどう生かしますか?

 

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